ゴルフ業界が考えるべきこと
新規ゴルファー参加を望んでいるのなら、今までのままをやってたんじゃダメってこと。
だって長くそうやってきたから、
《既存ゴルファー減少・新規ゴルファー参加少》
の現状なんですから。
そこで業界関係者から出る言葉とは、
「700万人のゴルファーが500万人になって大変だ!」
なんてお話。
そりゃそうですよね、我が国のゴルフ人口のてっぺんにいる団塊の世代ゴルファーは、徐々にだけどゴルフやめてってる。
その全部がやめる時って、日本のゴルファー400万人とか300万人になってしまう可能性が。
それでも変わらず、業界が今までをやってくと言うのなら、20年後この業界の方々のかなりが失業しちゃうかもですよ。
まあその時になっても、ゴルファーがゼロになる訳じゃございませんから、そんな中でしたたかに生きる人もおられるのでしょう。
わが父親が中村寅吉さんに習ったなんて時代からゴルフに接し、その後バリバリの接待ゴルフ環境に身を置きまして。
さらに娘をプロゴルファーに育てた過程と、長く我が国ゴルフを眺めてまいりましての評価とは、
「現在の状況は日本のゴルフ界の努力不足」
を指摘する以外にございません。
そうわたくしが指摘するの努力不足の要点は、何度も申しますけど
《新規ゴルファー取り込みの努力を怠ってきた》
ことに尽きると思っています。
なぜそう明言できるかは、
・サッカー界は“フットサル”を広めた
・バレーボール界は“ビーチボール”を
・バスケット界は、“3on3”を
さらに卓球界はボール大きくしてスピード落とし、年寄りの参加を促すなどの、底辺拡大努力を行っています。
しかししかし、ゴルフ界はどうだったか。既存ゴルファーに寄り添うだけで、底辺拡大努力を怠ってきたと言えるんです。
同様に野球界も高校野球に頼るだけで、今までを周到してきただけでしたから
「野球人口減っちゃった~」
なんて泣き言を。
やるとこはちゃんとやってるのに、やらないからそうなってしまってることは当たり前。
ですからそこんとこよ~く反省して、いろんな人の意見を聞いて努力してほしいと思ってるんですけど。
20年で市場規模が半減!「ゴルフ」が消える日 | ブックス・レビュー | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
こちらはとあるネットの記事なのですが、添付した理由はこの記事を読んで頂きたいからではなく、記事下にある“コメント部”に注目して欲しかったからなのです。
そこにはゴルフに対する賛否両論が、そこを参考にしまして、ゴルフ界の底辺拡大策を次回からご提案致します。
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この、“日本のゴルフの将来不安”に関しましては、いろいろな方々からご意見がありますよう。その理由は現実的で、ゴルフ大好きな人たちが高齢化してしまい、だんだんその数が減ってきておりますから。
それよりもっと問題と思えますのは、新しくゴルフを始めようとする人が少ないってこと。まあそりゃしょうがないとも言えるのが、現代社会なんですね。
その現代社会の現象とは、終わりましたばかりの冬季オリンピックにおきましても、カーリング人気が大盛り上がりで次々と施設ができておりますとか。それに加えてボルダリングなんて、新しいスポーツも現れてます。
何を言いたいかお判りでしょうけど、とにかく近年はやるもん増えてますから、ゴルフばかりじゃなくう野球やる子も少なくなってしまった( ゚Д゚)!ということで。
どうもこの状況古い爺ィに言わせますと、日本人の昔の食事と今の違いなんて思います。何が言いたいのかは、昔の食事って一つのおかずでご飯もりもり食べましたもん。しかし現代とは主食少量で、おかずたくさんの感じしておるんです。
そうなんです、最近の日本人のスポーツ感覚とは大飯食らいじゃなく、チョび食い志向者しかいないという感じ。
こう判断しますと、大人にとっては練習もりもりして上手くなろうとするスポーツより、サラッと参加できて楽しめるものしか選ばなくなってると思わなきゃならない。
そこにはゴルフ練習場に通い、汗水たらしてボールを打ち、手の皮むけた上に練習した後足腰痛いなんてには、参加しないは道理じゃないか。
ただただこの現状を納得して、
「諦めるしかないのかな~」
なんて思ったら、このゴルフ界に娘を導いた父親としての立場はない。そこでたまたま活性化コンサルタントなんて職に就きます、プロゴルファー・川原由維の父親は、最後の子孝行に精出してみましょうかと。
そんな内容になる予定、お楽しみ頂けたら幸いですm(__)m。
《コンビニ練習場》の全盛時代か?
ゴルフ場もそうなのですが、これからもっと厳しくなるのはこの業種。というのは現在その存在を維持させてくれるのは、2025年にはほとんどいなくなってしまうゴルファーですからネ。
最近ゴルフを始めた人達って昔の方々と比べて、練習しなくなってると言えます。その理由はプレー費が安くなったこともあるのでしょうけど、以前のように先輩諸氏がコース解禁の時をチェックしてくれなくなりましたからかと思えます。
それを当り前と思いますと最近のゴルファー、練習せずにコースへも当り前化させてる様子。かくしてfacebook見ておりますと、
「前の組は空振り三回・チョロ三回\(◎o◎)/!」
なんてご報告なさる方が(;一_一)。
この状態の当たり前化が進みましたら、我が国のゴルフの様は大いに変わるでありましょうネ~。
だって旧い人はご存じでしょうけど、昔は先輩ゴルファーが十分練習場にて熱心に指導。その後コースでは、
「クラブ?本持って走れ~!」
なんての様式?がありました。
がしかし現代とは空振りしようがチョロしようが、そんな後でも後ろの組に気遣いなどなくカートでさ~っとですから。
そんな2025年引退予定組の旧い人達は、現在でも週1回のプレーに3~4日の練習を真面目に。その方々どんどん減って新しい人に変わるってことは、今の練習場の数いらないってことになりますの当然ですよね。
お話は違いますけど、あの予備校・代々木ゼミナール27校の内20校を閉鎖しますとか。して講師400名を、早期退職促してるって。その原因って明らかに、予備校に通う浪人生が激減したからです。
これからのゴルフ練習場も、同じ状態になること知っといて下さい。ただ練習場の場合は、予備校と違いまして一度に20校・400名の人がということはありません。
しかし一練習場当たりのお客減少がどんどん進み、最後は閉鎖ってことになる。ですからですからお勤めのお客が目に見えて減り出しましたら、転職の準備おさおさ怠りなくですよ。
でその再就職のことですけど、これからは現在ありますような打席数の多い練習場は、今以上の従業員を雇わない。だってその手の練習場が、一番淘汰されるであろうこと予想するの簡単ですから。
ではこれからの練習場ってどんなものと言えば、ビルの中の屋内練習場ってことになるでしょう。なぜビルの中は、わざわざ土地用意して専用建屋でなんての投資金額大きい必要ありませんから。
それにこれからのゴルファーとは猛烈に暑い中での練習、あるいは冬の寒中・北風ビュービュー下での練習するなんて根性ある人多くいるとは思えませんもの。
かくして夏でも冬でも快適なエアコン効いてるとこでの、楽~な環境でしか練習しない(-_-;)。ですからまさに、昔からの練習場はいらなくなるってことなんですね。
ただそんな小さな練習って、たくさんの従業員必要じゃありません。なんてたってボール拾いもいりませんし、いろいろな汚れきれいにするってな仕事もない。ましてや芝生刈るなんて作業も、全くないんですから。
これからは初期投資の少ない、身近なビルの中の小さな練習場が主流になると思えます。そこはですから、都会の人口密度濃いところに限定される?。そんな練習場とは、数本のクラブ持って歩くか自転車で通えるコンビニ練習場と言えるとこかも。
その手の練習場に再就職できるのでしたら、経験活かせるっても可能?。でもでも相手が小さいのですから、そこにはたして再就職できますかどうか。
わたくしにはそれは結構難しいことと思えるんです、ですからわたくしの考え方に同意なさるお方には、別な仕事に変わること考えた方がよろしいかと。
なぜならそれは代々木ゼミナール同様、職種的に過剰人材になることは明らかなのですから。
ただここでもあなたが軍師・官兵衛になって、地域一番店(練習場)構築可能な案がなくもないv(^^)v。その内容を次回、お教えしましょうネ。ではまた。